厳しい暑さが続いています。熱中症による救急搬送が急激に増えているそうです。
水分補給を行う際には、少量の塩も含めるようにしましょう。
とらこ先生考案の「海幸彦」もこの時期の大きな助けとなる事でしょう!
2年前の豪雨災害時、JPHMAのHPで紹介された「熱中症対策」の情報をご紹介します。
(引用元)
https://jphma.org/gienkatsudo/20180708.html
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▼熱中症関連情報
【水だけでなくミネラル補充が重要】
熱中症の症状の場合、体に熱がこもった感覚や、体内の水不足を感じ、水をがぶ飲みする方がおりますが、その対処は適切でない事があります。
なぜなら、熱中症の場合、体内の水分が欠乏しているだけでなく、汗を通して必須ミネラルが漏れ出し、体内でミネラル欠乏が起きている事が多いからです。
ミネラル欠乏の体に、大量の水が入れば、ミネラルは更に薄まり、肉体は更に様々な誤作動を起こすようになります。
様々なミネラルの溶けた海塩(藻塩、焼き塩)をペットボトルに1つまみ入れて飲むと共に、ミネラルの吸収を高めるレメディーやマザーティンクチャーを入れて体をケアしてあげましょう。熱中症の初期症状がでたら、涼しい場所で体を横たえ、濡れタオルなどで身体のぬぐうなどして、熱をさます事も必要になります。
【予防】
予防には、濡らしたタオルを首からかける事が効果的である事が知られております。
また、体の奥に溜まった熱を取り除くには、唐辛子の料理や、カレーなど辛い料理が助けになります。
辛い料理を食べると、体がより熱くなり、汗が吹き出しますが、この汗が体の内にこもった熱を外に出してくれるのです。
この現象はホメオパシーの原理原則の1つである『同種の法則』と同じで、体が熱いのに、より体が熱くなる料理を食べる事で、体の自己治癒力(バイタルフォース)を触発し、体は熱で危険な状態にある事に気づき、反作用として全力で身体を冷ますスイッチをいれているのです。
インドの方が毎日辛いカレーを食べる事は有名ですが、その他にも暑い国の人々は、暑い季節には辛い料理を食べる事が多いようです。暑い国の人々は、より体を熱くさせる食事をとる事で熱中症を防げる事を体験的に知っているのしょう。これぞまさしく生活の知恵ですね。
○熱中症の予防
自家製ドリンク(以下をペットボトルに入れて作成)
・海塩(藻塩、焼き塩) *精製塩はNG
・ティッシュソルト(生命組織塩)
・マザーチンク
Alfalfaφ(アルファルファ)
・・・ミネラルの栄養吸収サポート
Berb-vφ(バーバリスブイ)
・・・進行した脱水症状。腎臓のケア。
【熱中症の症状】
◆熱けいれん汗と共に体内のミネラル分が出て行き不足することからおこります。足や腕、腹部筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。塩分・ミネラルの入った 水分補給をしましょう。
症状:手足がつる、筋肉痛
(代表的なレメディー)
Mag-p.(マグフォス/リン酸マグネシウム) 筋肉の痙攣、痛み、麻痺。
Ant-c.(アンチモニューム・クルーダム) 内熱が出せない全般。
Bry.(ブライオニア) 全般。だるさ。汗がかけない。
口が渇き水を大量に飲む。
Chin.(チャイナ) 体液の喪失。
◆熱疲労大量に汗をかくと水分補給が追い付かず脱水症状になり、体のだるさや頭痛が起こります。塩分・ミネラルの入った水分補給と共に、涼しい場所で衣服を緩め、体を冷やし休んでください。
症状:全身倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛、判断力の低下
(代表的なレメディー)
Zinc.(ジンカム/亜鉛) 全般。
Ant-c.(アンチモニューム・クルーダム) 内熱が出せない全般。
Ip.(イペカック) 吐き気、嘔吐時に。
Bell.(ベラドーナ) 頭部がズキズキする痛む時に。
Bry.(ブライオニア) 全般。だるさ。汗がかけない。
口が渇き水を大量に飲む。
Chin.(チャイナ) 体液の喪失。
◆熱射病体温が上昇し高体温になり臓器障害(脳・心臓・肺や肝臓等)を起こす危険性が高くなる。命にかかわる事があるので医療機関を受診してください。
症状:高体温、意識障害(正常な反応が無い・言動の異常等)、めまい
(代表的なレメディー)
Bell.(ベラドーナ) 高熱。譫妄。言動の異常。
Chin.(チャイナ) 体液の喪失。
Op.(オピウム) 気を失ったように見える。ショック状態。
Acon.(アコナイト) ショック状態。
Carb-v.(カーボベジ) 生命力低下。
○注意事項
ご年配の方や病気などで、もともと水分を吸収する事が苦手な方、汗をかくのが苦手な方、腎臓が弱い方、生命力が落ちている方は、セルフケアで口から水やミネラルを補充しても体は吸収してくれず、こもった熱も発散する事もできず、熱中症が進行する場合があります。一時的に点滴で水分やミネラルを補充する事が重要になります。
そのような方はセルフケアに固執せず、救急救命時には現代医学の助けが必要な事もご承知置きください。医療機関の助けを借りた後に、レメディーやマザーティンクチャー、食生活や適度な運動などを見直し、来年の夏に備えて 生命力を底上げし、暑さに負けない体づくりをしていこうと気持ちを切り替える事が重要です。