6月も終わり7月になりましたね。
6月30日は「夏越の祓い」。
半年間の間にたまった穢れを祓う「茅の輪」くぐりが
各地の神社で行われています。
30日は仕事でしたので茅の輪くぐりの行事には参加できませんでしたが
今朝、飛び切り早起きをして
近所の神社に参詣し「茅の輪」くぐりをしてきました。
青々とした茅の輪をくぐると気持ちもすっきりしました。
半年間たまった穢れをきれいさっぱり祓い、
7月1日からまた新たに過ごせませす。
7月7日は「七夕」ですね
この前のお休みのに思い立って交野市にある
星田神社、星田妙見宮に行ってきました。
星田神社の佐々木宮司様とお会いすることができ、
お話を伺いました。
佐々木宮司様は神社の宮司様ですが、
普通のズボンにシャツを着れらていて
初めは宮司さんだと思っていませんでしたが、
とても優しく、「なにかお聞きになりたいことはありますか」と
おっしゃってくだいました。
ご朱印帳を頂いている間に、
星田妙見宮のいわれなどについて
とても丁寧に教えて頂きました。
「北辰:現在は北極星」「北斗七星と羽衣伝説」「七夕」などに
ついて教えて頂きました。
さまざまなお話をしていただいたのですが、
星田妙見宮のご神体は、織女石(たなばたせき)。
織女とは七夕の織姫のことであるとのこと。
星田妙見宮のご神体の裏側に豊臣稲荷神社があり、
ここに祀られている「保食神」が豊受大神と同一神で
あるということをお聞きし、豊受大神さまなんだと嬉しくなりました。
七夕といえば織姫と彦星の恋愛物語だと思ってしまいますよね。
佐々木宮司様よりお聞きしたのはもっと深いお話でした。
織姫様といえば機織りですね。
機織りについてお聞きしました。
本来機織りはお盆まえの7月7日より天と地に感謝し、
また、ご先祖様に感謝して1本1本丁寧に糸を撚り、
そしてその糸を縦の糸と横の糸を織り織物として布をつくる。
これは「調和」が大切ということを伝えている。
例えば仏像の仁王様にも肩から布がかかっているものが多いが
それは力だけでなく「調和」の大切さを表しているというお話でした。
織物は縦糸と横糸を縫い合わせることで布を作る。
「天(縦)と地(横)を綾なす」という基本原理を表しているとされ、
非常に尊ばれた。
頂いた星田妙見宮の由来書を見させていただくと、
七月七日は天と地が交わる日、それは天の恩恵を
忘れやすい人間を戒める日。
それが万物の育む水へ感謝し、人間のいのちを守ってくれる衣服へ感謝し、
私たちの生活の基盤にを作ってくださったご先祖様へ感謝し、
天と地の間で行かされていることに感謝する日となる。
七夕の深いお話をはじめて知りました。
皆さまも七月七日の夜、このお話を思い出してみてください。
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◇麻野輝恵ホメオパス
JPHMA認定ホメオパスNo.0070
日本ホメオパシーセンター大阪本部
麻野先生は、毎週水曜日と
隔週 木曜・日曜の健康相談会を担当