実りの秋にふさわしく、先週26日(日曜日)に豊受自然農の函南農場(静岡県)において、「豊受自然農 秋の収穫祭」が行われました。
サツマイモ、ジャガイモ、里芋、生姜、落花生などたくさんの作物を収穫し、味わっている様子を写真で見させていただきました。(収穫祭の様子はコチラ)
参加されている皆さん、ふかふかの土と格闘?しながら、函南の自然からたくさんの良い気をもらい、元気になられたのではないでしょうか?大阪のCHhomショップにもサツマイモや生姜が早く届かないかなぁ~と楽しみにしています。
そこで今回は収穫されたサツマイモのすぐれた栄養などの特徴をご紹介します。サツマイモは様々な栄養素を含んだ、高機能・高カロリーで美容にも効果があるすぐれた食べ物です。
皆さん便通にサツマイモが良いのはご存知だと思います。サツマイモを食べると腸内で善玉のビフィズス菌が増え、代わりに悪玉のウェルシュ菌が減るといわれていますし、不容性の食物繊維(セルロース)が多いので腸を刺激して働きを活性化させるのです。またヤラピン(切った時に出る白い汁に含まれる)という緩下成分が、相乗効果でお通じ排泄を助けてくれます。
サツマイモはでんぷんが豊富でビタミンCや食物繊維を多く含み、加熱してもビタミンCが壊れにくいという特長があります。
また、黄色種のサツマイモはカロチンも豊富に含有されています。ベータカロチンは皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める働きがあります。
ビタミンCが多く、ベータカロチンも含まれていて、季節の変わり目で体調を崩して風邪をひいていらっしゃる方も多いですが風邪予防にはすぐれものですね。
サツマイモに含まれるミネラル分の中にはカリウムが多く含まれています。カリウムにはナトリウムを排泄する作用があるので、血圧低下にも効果的です。
薬膳ではサツマイモは胃腸を活発にして元気にし、消化吸収の機能を高めることで気を生み出し全身にエネルギーを与えるそうです。特に手足が冷たい、便秘がちな人にはお薦めの良い食べ物です。
葉っぱや茎も海外では野菜として食べられています。たんぱく質と脂肪を補給すれば、理想的な食事ができるという意味で準完全食といわれているようです。
サツマイモってすごいですね。なんか縁の下の力持ち的な感じですね。身近にあるのでついつい食べなくなっていませんか。私はこれを機にサツマイモを見直し食べてみたいと思いました。
昨夜のおみそ汁の具材はサツマイモでした。寒い夜はこれに生姜をすって入れても良いですよ!