こんにちは。
日本ホメオパシーセンター大阪本部ホメオパスの富田沙織です。
ホメオパシーをやっていると、不思議なことが起こります。
ホメオパシーの魅力にとりつかれた皆さんにも経験ある方が
いらっしゃるとは思いますが、その、よく聞くことの中に、
「昔の症状が帰ってくる。」というものがあります。
今回は、私の「帰ってきた症状」についてのお話です。
先日、お友達が遊びに来てくれていて、
たくさんお喋りを楽しんだ後、
そろそろ解散、という流れになりました。
私はお見送りのために立ち上がろうと、
何気なく床に手をついたところ、
左手の親指がボキっと音を立てたのです。
それほど体重をかけた訳でもないのに、
いとも簡単に捻挫してしまったのです。
「えぇーっ!?」
床に目を落としていたので、自分の親指が、
音とともに関節から外れて、また戻る、という
一瞬の出来事を目撃してしまいました。
その時、私は思い出したのです。
「あ、小さいころに同じことやったわ」と。
小学生の低学年の頃でしょうか。
キックベースという球技で、飛んできたボールを受け損なって、
左手の親指がボキッという音とともに反り返ったことを思い出しました。
あの時は、みるみるうちに、指周辺が内出血し、
紫色に変色していきました。すぐに保健室で
湿布などの処置をしてもらったのだと思います。
頭の中で当時の様子を思い出しながら、
親指をじっと見ましたが、内出血はあまり
しなかったのか、鈍い痛みだけでした。
お友達の気付かれないくらい、あっという間の出来事でした。
お友達が帰った後、すぐにサポートAAAを取り出し、口に放り込みました。
時間とともに内出血が拡がるかと思いましたが、
変色は親指の付け根に薄くあるかな、という程度でしかなく、
でも痛みはあるので、捻挫には間違いないな、という感じでした。
たったあれだけのことで捻挫?!と動揺しましたが、
レメディーのおかげで気持ちが少し落ち着いたので、
傷に良さげなレメディーなどを入れたトンシャカ水を作り、
何度もリピートしました。
「うわー、この捻挫の仕方と痛み方は、偶然じゃない気がする。
症状が帰ってくるって、こういうことか、、。」
と思いました。
左手は、上の子が赤ちゃんの時、抱っこの仕方が悪かったのか、
腱鞘炎に悩まされていたことがあったのです。
当時はホメオパシーを知らず、あまりの激痛に、病院に行って、
ステロイドの注射をしてもらい、なんとかしのいでいました。
そして下の子が生まれ、同じように腱鞘炎がぶり返し、
また注射をしてもらいました。
その後にホメオパシーと出会い、子どもも大きくなるにつれ
抱っこの頻度も減り、腱鞘炎のことは忘れていました。
ホメオパシーを実践し始めのころ、アーニカをとったら、
左手の親指の付け根が痛くなったことがあったのです。
その時は抱っこすることなど無く、手が痛むことも無くなっていたので、
「これがよく聞く、症状が帰ってくる、というやつか!!」
と、腱鞘炎の症状が帰ってきたことに驚き、せっかくだから、
しっかり古傷を癒そうと、レメディーなどでケアしていくうちに、
痛みは取れていきました。
湿布やステロイドを使わなくても痛みが取れていったことで、
ホメオパシーって本当にすごい♪と、ホメオパシー初心者だった
当時の私は、こうしてホメオパシーへの信頼度を上げていきました。
その時、ちらっと、「そういえば、親指を捻挫したこともあったよな。」と
思っていたことも思い出したのです。
この時の痛みは、、神経に走る痛みで、
捻挫の疼くような痛みではありませんでした。
その時、「あの時の捻挫も、いつか、帰ってくるのかなぁ?」と
思っていたのでした。
まさか、ウン十年の時を経て帰ってくるとは、、、。
この時の私は、まだ半信半疑だったのです、、、。
次回に続きます。
今回もお読みいただきまして、本当にありがとうございます。
次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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◇富田沙織ホメオパス
日本ホメオパシーセンター大阪本部
富田先生は毎週木曜日の健康相談会をご担当。
お二人のお子様をお持ちのママさんホメオパスですので、子育て・育児でお悩みの方はぜひご相談ください!