今日はハロウィーン秋の収穫をお祝いする日ですね。昨日、豊受自然農場では柿の収穫が行われました。
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われています。柿にはあま柿と渋柿がありますが柿の渋みのもとのタンニンには胃腸をコーティングして炎症を防いだり血管を強くして血圧を下げる働きがあり高血圧などの予防効果が期待できます。
また、熟した柿はアルコールを分解する酵素を含むので二日酔いにもいいようです。
柑橘類に次ぐビタミンCを多く含み、β-カロテン、ビタミンB6、カリウム、食物繊維があり各栄養素をバランスよく含んでいますのですこし大きめな柿を1個食べるだけで1日に必要なビタミンCが摂取できるのです。
柿の赤い色はカロテンがあるためです。カロテンはビタミンAになって全身の上皮組織を健康に保ち、免疫を促進し成長を促進する作用があります。ビタミンCと共にあるので免疫力をアップし疲労回復、風邪予防、癌予防、高血圧予防が出来ます。
柿は果肉ばかりでなく葉もお茶にしたりして飲みますがヘタの部分にも効能があるのです。柿のへたは漢方では柿帝(シテイ)といって、貴重なものとされています。しゃっくりが止まらなくて困った時には、へた10個を1カップの水で煮出したものを飲むといいそうです。
いろいろと使える柿ですが、これから冬に向かっての季節、天からの恵みの柿を美味しく食べて免疫をあげましょう!