ビールは水分補給では無いのです!!脱水症に注意!!

Photo_11本格的に暑くなってきました。
ビヤガーデンで一杯♪ が美味しい季節ですが、「水分不足は体に悪い」「脱水症状は危険」というような事は、誰しも頭の隅に有ると思います。ビールでたっぷり水分補給をしたつもりで安心していてはいけません。先日もTVで、「ビールを飲んだら、それに見合うだけの水を飲みましょう」と言っていました。

ビールに限らず、アルコールにはもともと利尿作用があります。通常は、尿量を調節する指令が脳から腎臓へきちんと送られているのですが、アルコールはその働きを抑えてしまうため、尿の量は増えてしまうのです。お酒を飲むとトイレに行く回数が増えますよね… ということは、汗をかいた後にビールを飲んで水分を補給したつもりでも、実際は、大半が体の外へ出てしまっていることになります。
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特にビールはカリウムが多く含まれているので要注意!他のお酒に比べても、ビールは利尿作用が高いので、ビールを飲んだら、飲んだビールの量よりも体の外に出ていく尿の量が多くなるのです。汗をかいた分だけ体内は脱水状態になっているので、しっかり水分補給をすることが大切なのに、ビールを飲むとますます脱水状態になります!!

結論として、アルコール(特にビール)は、喉を潤しても体は潤わないのです。その事を肝に銘じてビールを楽しんでください。水分補給の際にはティッシュソルトを忘れずとることで、ミネラルも補給できますので夏には必携ですよ!