先日TVで、ロングブレスダイエットというものを紹介していました。100Kgを超える女性タレントさんが、5ヶ月で20数キロ痩せ、体脂肪も劇的に減ったというものです。
「ダイエット」という言葉に心惹かれますが、確かに呼吸は大事です(以前にも書きましたが)。相談会でも、SCIO測定で酸素処理の問題、酸欠云々のメッセージがよく出てきます。呼吸のことについて確認してみると、そういえば…とご自分の呼吸の浅さに再認識される方もあるのですが、結構無頓着で不思議そうに聞かれることもあります。
意識しなくても自然に呼吸はしている…特に日常生活で困ることも無し…というふうに、意識をすることが少ないと思います。しかし、ヨガをはじめ呼吸法の大切さを挙げている健康法も多くあります。
では、深く呼吸することにどのような意義があるのでしょう。肺は、不随意にも随意にも動かせる唯一の臓器なんですね。赤ちゃんは要求を泣くことでアピールしているので、常に大きく肺を動かしています。子供もしかり、いつも動き回って自然に深呼吸をしています。さて、私たちはどうでしょう。 えーっ??毎日大あくびしているからって?深ーいため息をついているからって??
肺が本来10広げられるとしたら、普段の私たちの生活では、3くらいしか広げていないということです。日頃使わない筋肉が硬くなるように、使わない器官は劣化していく…そうなんです。同じように、肺も硬くなって、いつの間にか、深呼吸が出来なくなっていきます。そうなると当然、血液は全身に行き届かなくなり、酸素、栄養も細胞に十分行き渡ることができません。動脈血は酸素を十分取り込むことができなくなり、酸素不足、細胞活性の低下を引き起こします。
また、深呼吸をすると、肺の奥のほうにある肺胞で、プロスタグランディンI2という物質が作られます。これは血液サラサラ、血圧を下げ動脈硬化を防ぐ働きをしてくれるということなのです。日々のデスクワークで姿勢悪く、肺も圧迫…これにタバコときた日にはどういうことになるか明らかですね。
豊受の映像で、富士山を目の前に、黙々と作業する人々の姿がありますが、綺麗な空気の中で富士の懐に抱かれ、大きく大きく深呼吸したら体の隅々まで血液流々。元気になること間違いなし。是非体験したいものですが、せめて1日に数回、深呼吸の習慣をつけ瑞々しい体と心を保ちたいものです。
長い息・・・ 深呼吸は長生きの秘訣です
◆呼吸器系にお勧めのレメディー・マザーチンクチャー
Queb (ケブラコ/シロケブラコ) ※マザーチンクチャーでとるのがお勧め
酸素活性、酸欠
Crat (クレティーガス/サンザシ) ※マザーチンクチャーでとるのがお勧め
呼吸困難、心臓、血圧の問題
Carb-v (カーボベジ/植物炭)
酸欠、血液循環、チアノーゼ、生命力の低下
Oxyg (オクシジェニューム/酸素)
酸欠、細胞活性
Conv (コンバラリア/ドイツスズラン)
酸欠 タバコの吸いすぎ 動悸
Tab (タバカム/タバコ)
動悸、タバコの吸いすぎ、循環の悪さ、冷や汗
Lob (ロベリア/ロベリアソウ)
呼吸困難、胸部の緊張